「京都wiki」投稿原稿『虎の巻』

 原稿を書くことを難しく考える方も少なくないと思います。でも、そんなことはありません。肩の力を抜いて、書きたいことをありのままに書いてください。実は、それがいい原稿を書くためのいちばんの近道です。ただし、知っておきたい原稿作成のコツがあるので、ここでは、「京都WIKI」の閲覧者にとって、わかりやすく面白く、インパクトある原稿を作成するための7つの心得を投稿者の皆様に紹介します。以下を念頭に置いて、面白くてためになる優れた原稿を作成してください。

優秀原稿を約束する7つの心得

1.簡潔に必要なことだけを書く・・・

投稿するテーマについて、何を書きたいのかを整理して、閲覧者に必要なことだけを厳選して書く。
回りくどい説明やいたずらに文章を長くするのは禁物。簡潔で短い文章をこころがけてほしい。

2.わかりやすく、やさしい言葉を使う・・・

難解な言葉や言いまわしは、単なる自己満足だと考えること。
小学生でもわかるやさしい言葉選び、内容を的確に把握できる簡単な言いまわしを心がける。

3.同じ言葉を繰り返し使わない・・・

一つの文章、あるいは2、3行の文中に同じ形容詞や形容動詞が複数出てくるのは、
たとえ文法的に間違っていなくても、みっともない。異なった表現をするようにしたい。

4.体言止めをつかってリズムを作る・・・

3.にも通じることだが、「・・・だ。・・・だ。」のように、同様な語尾が連続するのもみっともない。
「だ」、「である」といった語尾に、ときには体言止めをはさみ込めば、文章にリズムが出てくる。

例:「ジャズ愛好家に最近注目されているエリアが、北白川だ。なかでもいちばんのおすすめが、ジャズを聴かせるショットバー『クール』だ。50年代の名盤のコレクションには定評のある名店だ。
 ⇒「ジャズ愛好家に最近注目されているエリアが、北白川だ。なかでもいちばんのおすすめが、ジャズを聴かせるショットバー『クール』。50年代の名盤のコレクションには定評のある名店である。

5.“書き出し”で閲覧者を引き込む・・・

「起・承・転・結」を意識した文章の構成が大事なのは言うまでもない。
なかでも、「起」すなわち“書き出し”は特に重要。閲覧者にインパクトを与える上手な書き出しができれば、
その原稿は8割がた成功したといっていい。

6.比較や置き換えを効果的に使う・・・

閲覧者が書かれている内容を実感できるようにするために、物事を“共通項のある別の物に置き換えて表現する”ことは有効である。

《例》・桂離宮の敷地面積は2万1000坪で甲子園球場の2倍弱の広さを誇る
   ・イギリスでアジア貿易の先兵となった、1600年関が原の戦いが起きた。

7.語彙を豊かにして使い分け、ニュアンスの違いを伝える・・・

「おいしい」とか「うまい」とか「すごい」という曖昧な表現は、その真意が閲覧者に的確に伝わらない。
どのように「おいしい」「うまい」「すごい」のかを表現する文章にするべきである。

 《例》・×おいしい団子⇒○甘さがひかえめでさっぱりとした味わいの団子
    ・×うまい天ぷら⇒○衣が薄くかりっとした食感の天ぷら



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プロフィール

中西 立郎(なかにし たつろう)
1953年生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社 主婦の友社に入社。
84年、OL向けのファッション誌「エフ」、88年、女子大生向けのファッション誌「Ray」をそれぞれ創刊。
99年、編集担当取締役に就任、7年間にわたって雑誌のマネジメントに携わる。
2006年同社を退社し、07年、編集・広告企画のプランニングとコンテンツ制作を業務とする
株式会社・青葉コミュニケーションズを設立。
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